建物の歴史

建物の歴史

since 1934

It was built in 1934 for the house of Mr.Tsunegoro Chiba.
His father and uncle made their fortune with tobacco.
The house was a wedding gift to him from his father...

Members Club

青山にひっそりと佇む歴史ある西洋館。
1934年に建築された邸宅は近代建築の結晶。

アールデコを代表する芸術家エルテのコレクション、
こだわりの調度品が特別で贅沢なひとときを演出します。

寛ぎを約束されたこの空間。
車窓を眺めているかのように、季節はもちろん天空の移ろいを
身近に感じられる会員専用のメンバーズラウンジ。

エルテ芸術とアンティークな調度品たちに囲まれながら物思いに耽るも良し。
心行くまで静かにお好みの一杯を楽しむも良し。
皆様をお待ちしております。

メゾンドミュゼメンバーズクラブでは行き届いたクラブ運営をするために、会員数を限定させていただきます。

ご入会をご希望・ご検討されるお客様は、お気軽にスタッフにおたずねください。

メンバーズラウンジ(2F)

※日曜祝祭日定休

History

[ 建物の歴史と由来 ]

文明開化の流れのなか、大正から昭和の時代には多くの近代建築が建てられました。
この西洋館もそのうちのひとつで、戦火や天災の歴史を乗り越えて現存する、貴重な文化遺産と呼べるものです。ここでは現代建築では見ることができない意匠の数々が見ることができます。

もとは、煙草商で財を成した資産家・千葉直五郎氏の御子息・千葉常五郎氏と鍋島家令嬢・京子女史の結婚を祝して建てられた住居用邸宅。
建物の設計は黒川仁三氏、建設は竹中工務店が進め、1934年に建築。
1981年会員制クラブとして創業。

開店当時、巷ではノストラダムスの大予言ブームでその内容は1999年に世界は終焉を迎えるというものでした。「この世が本当に終わってしまうのであれば、その日まで楽しく飲み食べて人生を謳歌しようではないか」という気持ちを込め、世紀終焉の年1999を施設名と致しました。

現在、1階はレストラン「メゾンドミュゼ」、地下1階は「ジャルダンデルテ」、
2階は会員制メンバーズフロアとなっております。

[ 独自の建築スタイルを生んだ時代 ]

その時代に建てられたこの西洋館は、まさに近代建築の結晶。自由な気風に満ちた時代の空気の中で呼吸しながら、多彩なゲストたちを迎えてきました。
歴史を刻み、時を重ねたこの邸宅には、現代社会に生きる私たちに必要なゆとり、自分と対峙する思索、大切な人との語らいなど、かけがえのない時間が流れているのです。

※2018年5月にこの建物は登録有形文化財に登録されました。